月別アーカイブ: 2008年8月

その他

ニコ動に先日のオペラシティでのスティーブ・ライヒ公演の動画がうpされてて、それが思いのほか良くて、公演に行けばよかったと後悔。ライヒが良いと言うより、アンサンブル・モデルンが良いと思う。

あと、北京オリンピックの開会式。21世紀に入って、ああいった露骨でガチな国威発揚を目の当たりにするとは思わなかった(2002年のソルトレークはブッシュのスタンドプレーが目立っただけなのでまだマシ)。このご時世、国家というフレームワークに対して少しでも幻想を抱かせてくれる国は少ない。万が一、東京でオリンピックをする場合は全く逆のアプローチを仕掛けていかないと、長野オリンピックみたいになる。

あと、ドークボットバザールに行ったんだった(だいぶ前ですけど)。面白かったです。おしまい。

人間関係

このブログを放置している間に、タモリの赤塚先生への弔辞があった。
ちょっと前のエントリで景山民夫の葬儀の際のタモリについて触れたわけだが、まぁ正直に言うと、今は空気と成り果てた異形のタレント・タモリが、赤塚先生や景山民夫といったかつてのホームグラウンドであるサブカルチャー領域の巨人の訃報に際して、どのようなコメントを残すのかは興味があった。

結果は大体多くの人と同じだと思うので割愛するが、告別式の映像を見ながら、その1週間前の27時間テレビで展開された明石家さんまと大竹しのぶを思い出していた。すでに離婚していて、他人を装おうとしているにも関わらず、にじみ出てしまうあの親近感。どうしても、テンポを合わせることができてしまう。

赤塚先生も、2番目の奥さんと結婚する際の保証人が最初の奥さんだったりして、人間関係がすでに言葉として定着しているような夫婦とか兄弟とか親子、友人といったような関係性に帰着していない。不思議な関係だよなー、などということを考えると、涙が流れた。

display

なんか、マンガとアニメの話ばかりになってきた。でも、日本おいてマンガとアニメと言うのはメディア芸術として国策のもと振興されているわけだから、このブログは総じてメディア芸術の話をしているんですよ!

結構前だけど、展覧会いってきまんた。

  • display (東京、ビジュアルアーツギャラリー)

大学の1つ先輩の土田くんa.k.a.ツッチーの展覧会。実は、自分、被写体として参加していたのだった。
ステージドフォトの手法を用いて情報端末が表示する情報を光というところまで抽象化し、それを浴びる人間を提示することで、現在の人間と情報、あるいは人間と情報端末との関係性を浮かび上がらせていた。彼はここ1〜2年くらい、同様のテーマの作品を作っていて、個人的にはその光のしつらえ方に、いわゆる普通の写真とは違う、こちら側の空間へアプローチするような作用があって、結構好きだと思っている。

赤塚不二夫

この数年は植物状態で、年齢も若くは無かったから覚悟みたいなものはできていたけれど、ああいう作風の作家だったし、どうにかしてくれるんじゃないかという不思議な期待感もあった。

そしていま、こうして赤塚先生が居なくなってしまって、本当に悲しい。
それでもまだ、なんとかなるんじゃないかという気もするが……。
『天才バカボン』と『レッツラ☆ゴン』が好きだった。「面白グループ」がうらやましかった。

10年前、景山民夫が不慮の事故で亡くなったとき、タモリがこれまで見たことないような寂しい顔で「人間いつかは死んじゃうからね」というようなことを言っていたのが非常に印象的で、まぁ、人間いつかは死んじゃうんだよなぁ。