月別アーカイブ: 2012年2月

メディア芸術アーカイブス

編集協力というかたちで参加しています。いくら売れても、自分の手元に入ってくるお金は一向に増えないので、心置きなく購入してください。

いろいろ問題がありそうな書籍だと思うが、アートが誰のものでもない(というか誰のものでもある)のと同じように、「メディア芸術」が指し示そうとする領域も誰のものでもないのだとしたら、ああいったフェスティバルやこういった試みのオルタナティブはもっと出てきたほうが健全だし、それを多少は意識して活動を続けていきたい。

誕生会

いまの職場にかなりの数の2月下旬〜3月上旬生まれがいて 、その人数は職員全体の3割を占める。自分もこの異常事態の片棒を担いでいるわけだが、このたびこうした事態を鎮めるために合同誕生日会が開催され、禍々しい色合いのケーキを厄払いも兼ねて食した。たいへん美味しゅうございました。

衣裳

昨日の広島からの帰りに同僚たちが、普段みすぼらしい身なりをしている自分のことを心配して、そういったショップに連れていってくれた。ショップというか、パルコ。それで、そこで見繕ってくれた男性物の服が片っ端からピンと来ず、結局は何も買わずパルコを後にした。唯一ピンと来たのが、数点の女性物の服で、やはり女性物の服は端的に布が持っている素材性や機能性といったものを良く見据えたうえで、服というプロダクト、その周辺に発生する空間のデザインをおこなっている印象が強い。それに比べて男性物は、なにか形式化された形状だとか素材の使い方にはめようとする傾向が強い気がする。

男性が着れそうな服で唯一いいかもと思ったのは、zuccaのパーカー。でも3万円以上したから元を取るためには4年間くらい毎日着なければいけない。高い。

しろしま

職場の同僚の濱くんが出展している展覧会「ヒロシマオー」に、やはり同僚と一緒に行く。

会場となっている旧日本銀行広島支店は、戦前からある建物で、言い換えると原爆投下も経験している建物。作品以前に建物が持っているオーラのようなものが半端ない。

自分より2歳くらいの上の年齢層が中心だった印象があるが、いずれも世代を代表する作家たちで、どれも面白い。個人的には村山悟郎さんの作品「サダコエフェクト」が好みだった。この方、もともとはドローイングを中心とした作家として、さまざまなところで展示をされていたと思うんだけど、この作品は映像作品。つくり方が非常に雑(いい意味です)な割に、あっさりと「ヒロシマ」を取り巻くあの雰囲気を喝破しているところが良かった。スカム。

今さらながらcore of bells×小林耕平『PRECIOUS TIME ONLY YOU』を見る。やっぱり見どころとしては「精神と自然」に出てくる規則性の問題よろしく、乱雑に見える画面内の出来事全てがある秩序にいっぺんに回収されそうになるというところになるのだろうか。ただ、そんな単純な問題でもない。

キッチュ

府中市美術館で「石子順造的世界」を鑑賞。

柳宗理が亡くなり、シャルロット・ペリアンや今和次郎、石子順造の展覧会、そして「[インターネット アート これから]」が開催されていることにやはり時代の流れを感じる。

ちょっと掘り下げたいので、一旦保留。また追記するかも。

目玉を求めて

仕事の関係で打ち合わせを2件。

途中、今までずーっと行けていなかったphysical tempoに。いまいち昨今の手芸ブームにピンときていないため、激しく琴線に触れたわけではなかったが、全体的に使いづらそうというか、クセがあるものが並んでいるのは好感が持てた。そういう意味ではスコップは良かった。あと、久しぶりに横尾忠則の皿を見て、立花ハジメの「The End」を思い出した。好きだったな。

招き猫

横浜のBankARTで昼からお留守番。

その後、同僚からの依頼で蓮沼執太の『タイム』を鑑賞。

それから、すぐ上京して、ヌケメくんらが運営するCULTIVATEで「THAI GENERATOR」展を鑑賞。「[インターネット アート これから]」と示し合わせたわけでもないにも関わらず、この時期にこうした展覧会が開催されたことに時代の流れを感じる。ちなみに、「THAI GENERATOR」の方が準備を始めたのが早い。画像をセレクトしたアーティスト側の意図と最終的な成果物とのギャップはもちろん、その背後にある絵師側の事情(スキルとかモチベーション)が透けて見えて非常に面白かった。

学生CGコンテスト授賞式

自分が評価委員も務めた学生CGコンテストの授賞式に出席した。

プロフィールには書いてないけど、自分もかつて受賞したことがあるので、これが2度目の出席ということになる。6年ぶりに出席した授賞式はなんだかかわいらしくて良かった。賞状や商品の贈呈も以前ほど仰々しくないし、審査委員長の原田さんも、CG-ARTS協会の理事長さん、事務局の阿部さんもそれを楽しんでいるように思えた。それに受賞者同士の距離が近かったように感じたし、審査員との距離も多少は近いようにも感じた。

まだまだ受賞者や応募者にメリットをもたらすことができると思うので、もう少し高みを目指したいけど、とりあえず携わるようになって最初の一歩としては及第点だと思う。