月別アーカイブ: 2013年1月

吉田沙保里の作文

この作文を読んでからの衝撃というのはなかなか凄まじいもので、これまで定期的に何度も読み返しては、なぜ衝撃を受けたのか、そしてその衝撃を具体的にことばでときほぐすとすれば、どのような形容ができるのか、少ない知識と拙い知能をそれなりに駆使してさまざまな思いを巡らせてきた。しかし芳しい成果を上げることができず、とうとう音読するにいたった。

音読してみると、なにかふとしたものが得られた。「分かった」とか「納得した」といった状態になる前のもっと未分化なものといえばいいだろうか。

これからは音読もしてみたい。

GIF BOOK

BNN新社から出た書籍「GIF BOOK」に、「なか卯山口湯田温泉店午前2時」というテキストを寄稿しました。編集の古屋蔵人さん、いしいこうたさん、おつかれさまでした。

この手のデザイン書の多くが、ある特定のツールやメディアで「できること」をフィーチャーしていると思うのですが、この本ではむしろGIFの持つ「できなさ」にフィーチャーしていると言っても過言ではなくて、そのことが紹介される作品やクリエイターの試行錯誤、ひいては息遣いのようなものを浮かび上がらせていると思います。ぜひ手にとって、読んでみてください。

SWITCH 2013年2月号

現在発売中の SWITCH の2月号にて、昨年11月に参加したイベント「インターネット ヤミ市」のレポートが掲載されているのですが、そこでイベント当日、僕が販売した山口県の岩石が紹介されています。書いてくれた Web Designing の毛利さん、ありがとうございます。

ぜひ読んでみてください。

紅白

年末の紅白は、パフュームと美輪明宏と北島三郎でトライアングルを形成していたように思う。

パフューム:ニューメディア、テクノロジー
美輪明宏:オールドメディア、身体
北島三郎:上記二項対立から止揚されたかたちでのグリッチ

現場からは以上です。

Poke

仕事始め。早速、同僚にPokeを教える。Pokeは、できることよりも、できないことの方が目立つので、どうしても明確な使い方のビジョンというものが持ちづらい。というか、どういうふうに使おうかという意識が高まる。それが良い。だから、こういうアプリは女子高生とかリテラシーが高すぎない人たちが使った方が面白くなるのではないかという気もする。

移動

東京から山口に新幹線で移動。

東京から新幹線に乗る場合は、新幹線駅構内の弁当を買わずに、oazoや丸ビルで弁当を購入したほうが、ほぼ同じ値段でもっとマシなものを食べることができるのでオススメだ。

移動中、「何歳まで生きますか?」を読む。どれもあまり聞けない話で面白いんだけど、渋谷氏のインタビューにかなり衝撃を受けた。そこでは彼個人の死生観も語られているだけど、とそれ同時に身近に起きた死をどのように乗り越え、そこから何を学び、今の生活にフィードバックさせているか、についても語られていて、後者から浮かび上がる、死と生の関係性、フィードバックについての考察がいたく明快で腑に落ちた。

ブログの効用

ブログを毎日に近いくらいの頻度で書いたら、その日のことを忘れにくくなるんじゃないかと思って、そうしてみたんだけど、結論から言えばまったくそんなことは無かった。ただ、読み返してみると、思い出すこともある。だから、しょうもないことやカッコ悪いことで一日が埋め尽くされてしまったとしても、なるたけその日のことを素描した方が良い。それは事実でも思考でも。それが今のところの結論である。

きょうは何があっただろう。一年で最も扱いづらい日にちのひとつであるところの1月2日。きょうは夕方前から文明に行った。文明に行くと、隣の会議室を利用している団体が置いたであろう、机で文明の入口が封鎖されており、中に入るのに大変な困難を伴う状態にあった。その団体というのは善行をおこなうのを旨とし、それらの積み重ねによって今日の社会をより良い方向に導こうと活動を続けているそうだ。だとすればだ。なぜ、このような、他所様の事務所の入り口をモノで封鎖するような悪逆非道に出るのか。これが善行だと言えるのか。抑えきれない怒りが自分にペンを持たせ、そのままその辺にあった紙に「これがあなたたちの考える善行ですか?いい加減にしてください 中村崇之」と殴り書いたところで、我に返り、紙を打ち捨てた。そんなことで怒ってはいけない。

2013年

去年の抱負は「ベタ」だったんだけど、果たしてそれは達成できたのだろうか。抽象度の高い目標を定めると自己点検が難しくなってしまう。ある面では達成できたような気もする。たとえば「インターネット アート これから」とか。って、これはベタなのだろうか。なんだかイマイチ消化不良が残る気もするので、今年も抱負を「ベタ」とすることにしよう。

あと、去年は極力毎日ブログを書こうと思ったんだけど、いろいろあって結局出来なかった。これももう一度トライしたい。